Ｚ方向の台車上パレットの位置決めを高精度に行いたい

インサート成形に使用する部品を、金型にセットする際にロボットで自動化している現場向けのソリューション事例です。

射出成形工場では、ロボットピッキングを行う上で従来パレットに対して手作業で決められた位置にインサート部品を設置していました。

お客様では、この作業を自動化する上で、パレットを積み上げた台車ごと射出成形機の前に搬入することで工数削減を計画されていました。

しかしＸＹ方向はカメラでピッキングの位置決めができても、Ｚ方向までカメラで処理しようとするとコストが膨れ上がってしまうため、Ｚ方向の位置を再現性を持って高精度で位置決めする方法を模索されていました。

うんぱんマンの汎用性、位置決め精度を評価いただく

うんぱんマンの高い位置決め精度、台車およびお客様各種設備への後付けが可能という点に着目され、採用頂きました。

実際に試作機を納入したところ、「非常に上手く動いており、固定も安定している」ということで、自社設計の金型搬送台車等への採用したいとお喜び頂いています。